鋼材の「機械的性値」とは、引張強さ、衝撃値、硬さ、降伏点(又は耐力)、伸び、絞りなどの機械試験によって示される材料特性をいう。
 又、「機械試験」には、引張試験、衝撃試験、かたさ試験、杭析試験、曲げ試験などの鋼材の機械的性質を測定する方法を言う。
 薄板の機械的性値(特性値)を調べるための方法としては、「引張試験」が一般的である。
「引張試験」(Tensile Test)とは、
  材料の形状や材質に従って定められた試験片に引張荷重をかけ、その歪みと変形を測定して
基本的な機械的性質=例えば弾性限度、比例限度、弾性係数、降伏点、最大強度、破断強度伸び、絞りなど=を知るための試験をいう。

これらの機械的性質(特性)の中でも、特に@降伏点、A最大強度(引張強さ)、B伸び
の3点が鋼板の性質(特性)を現す代表的なものとされている。
@降伏点 〔Yield Point=YP〕
 引張試験において、試験片が降伏現象を示す応力をいう。
 A最大強度(引張り強さ) 〔Tensile Strength=TS〕
 試験片が切断するまでに耐えた最大応力をいう。
 B伸び〔Elongetion=EL〕
 材料に引張力を加えたときの軸方向における長さの増加をいう。即ち、一定評定距離間の
加力前の長さに対する荷重破断後の増加分の割合をパーセントで現す。

 


STEELUNIONデータベース