高炉メーカーを中心とする垂直系列流通/メーカー特約店的流通 【大量生産対応】
付き契約材/集中購買の加工系列各段階における需要家販売

シャーリング
コイルセンター
商社 シャーリング
高炉メーカー
コイルセンター 板金プレス工場 【購買企業】
商社 シャーリング
コイルセンター
シャーリング
購入企業がシャーリング業者aにある物件を依頼した。
aは手持ちがなかったので、bに依頼し、bも手持ちがなかったのでコイルセンターAに、
AはBに、Bは商社@に、@はAに、AはコイルセンターCに、Cはシャーリングcに、cは
dに依頼し、ここで初めて購入企業が希望する物件が手配できた。


          abAB@AC

         cda購入企業       

この場合、9社を経由しているわけであるが,マージンの発生以上に問題なのは、購入企業
からdに至るまでに情報が正確に、かつ迅速に伝わるかどうかである。
このような流通の形態では、品質管理の根幹である製品の出所の特定が果たして可能なのか
大いに疑問である。
大量生産,大量販売を支えた高炉メーカー垂直系列供給体制は、海外も含めた高炉間販売
競争に突入した現在にあって益々再編,強化されようとしている。
このような高炉間競争の間を補完する店売り鋼材販売は、あくまで小ロット、多品種生産の領
域をカバーするものであり、基本的にスポット受注である。

その中で、ユーザー情報に忠実に、ユーザーの代行としての適合素材選択、品質管理を機能的
に行い、生産部門としてのコイルセンター、シャーリング工場に対する管理基準を明確にし、
よりダイレクトに高炉材の材質保証に繋がる商社流通の確立が,中小製造業の新たな飛躍の為
には必要である。